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我が家の鉱物

長野まゆみさん『鉱石倶楽部』を読み、この機会に所持している鉱物を整理しておこうと思い、ついでにご紹介したいと思います。ありがたいことに、買った石を紹介していたら興味を持ってくださった方がいたので…!

小学生くらいから集めていたので、怪しいものも含まれているかもしれません…。ゆるーくお付き合いください。
有識者の方、間違いがあったらこっそり教えてください…

まずは最近のお気に入りコーナーです。
昔は磨かれた石ばかりを集めていたのですが、原石もいいな…と思い少しずつ揃えたいなと思っています。

詳細はこちら↓ クリックで拡大します。鉱石倶楽部に出てくる石もいくつかあります!
個人的に、ウミユリとアンモナイトを並べたらめちゃくちゃ可愛くて…ミニサイズなところもお気に入り。
螢石の八面体は、見かけるとつい買ってしまいます。なんぼあってもいいですからね。色んな色をたくさん集めると可愛いです。
瑪瑙(メノウ)は、先日旅した島根のお土産屋さんで発見しました。中が結晶になっていて、とってもきれいです。

こちら↓も最近お迎えしました。ちょっと長野さんを意識したセレクトです。笑
ラピスラズリは何かしら欲しかったので嬉しいです。

ここからは主に、磨いてある鉱物たちです。磨くと見え方が違ってくるので面白いです。

↓美味しそうな石を集めて見ました。名前も美味しそうです。
レモンクリソプレーズは透明度が無く、面白い石です。名前もいいですよね(にこっ)

↓上段は長野作品でもよく見かける石です。シトリンとガーネット(作品中では「黄石英」「石榴石」だったでしょうか?)は、サザレになっています。石榴石は本当に月彦の口から出てきたような感じの粒です。
真ん中のセレナイトは帯状に光る綺麗な石で、月の石と呼ばれています。ぜひ画像検索してみてください…

ハウライトターコイズは、先ほどのハウライトに着色したものです。ターコイズ(トルコ石)の代用品として製造が始まったもので、いっちゃえば偽物ですね。笑
このプレナイトは色が可愛くてお気に入りです。

シブい感じの石を集めました。
3枚目の写真は、ゴールドストーン(二色あります)の拡大図です。ラメが入っているのが分かりますでしょうか…?人工石ですが、天然石として売られています。
4枚目の写真は、タイガーアイ(こちらも二色)の拡大図です。伝わりにくいですが、帯状に光ります。

最後は天然石を使ったアクセサリーです。
中学生の時に手作りキットを購入して作ったので、石が何なのか全部分からず…
2枚目の緑色の石は天河石(アマゾナイト)っぽいけど、似たような石が多いので分からんです。
3枚目の写真は、長野作品っぽい石が詰め込まれていて驚きました。愛用していたので嬉しいです!
少年っぽい石を組み合わせてアクセサリーを作るのも楽しそうですよね…(新たな沼が見える)

京都の旅日記がまだできていませんが泣、ついでに長野さん好きにオススメしたい雑貨屋さんなども紹介しようかなと考えています。

また、こちらの日記にも近い内容を書いていますので、よければ見てやってください!

暑い日が続き、長野さんのSF作品の世界が現実になってきているような気がしますが、皆さんコロナや熱中症などに気を付けてお過ごしくださいませ…!

好きな小説が復刊しました

去る6月6日、私の好きな塚本邦雄さんの短編集が、文庫となって復刊いたしました…!!

好きだった絶版小説が復刊するという、人生初のよろこびに震えております。
気軽にオススメできるようになって良かった…

復刊が続いて欲しいため、発売前に作成していたプレゼン資料です。
ご覧いただいた方、ありがとうございました!!

「石榴」の関係性図の全体像は、後日あげる予定です。

6/15追記しました。一番下のリンクからどうぞ…

登場人物一覧等は、全集のページに記録を付けていますので、そちらご参照ください。
トレドの葵には、関係性が複雑な「石榴」の登場人物相関図も作成しています。

【聖地巡礼】塚本邦雄・島根

ゴールデンウイークの旅行レポその2です。
今回は塚本邦雄さんの聖地のひとつ、島根県です!

はじめに

軽く島根を訪れようと思った経緯をお話しておきます。

もちろん塚本邦雄ということもあるのですが、塚本作品に出会う前から大根島「由志園」の牡丹を知っており、ずっと行ってみたかった場所でした。創作のためにお花について調べたことがあり、偶然出会ったのです…

また、島根に友人がいたのですが滅多に会えないので、会いに行きたいなと考えていたところに、塚本邦雄『紺青のわかれ』を読みまして。その中の「見よ眠れる船を」という作品が島根を舞台としており、憧れていた大根島の牡丹も出てきて、これは絶対に行かなきゃ!と決意を固めた次第です。

島根の友人のおかげで観光もスムーズにでき、美味しいものも紹介してもらい、島根について勉強もできたので、一部ですがご紹介していきます!

大根島「由志園」

「見よ眠れる船を」作中では、大根島が度々登場します。作中に出てくる祝部(はふり)家が朝鮮人参の生産・卸で栄えた家系という設定のためです。河出文庫では166ページから説明があり、167ページには家族で牡丹苑に行ったとの記載も。

中海を渡り大根島を訪れると、由志園に入らずともあちこちで牡丹畑が見られました。
この時点ですでに祝部家を感じ、目頭が熱くなる私。

そして肝心の「由志園」は大根島内にある日本庭園で、四季折々の風景が楽しめます。
ゴールデンウィーク中は庭園の池に牡丹が浮かべられる特別仕様となり、それを絶対に見たかったのです。

特別仕様の庭園がこちら!

様々な色の牡丹が浮かんでおり、本当に綺麗でした…!

池に浮かんだ牡丹の他にも、牡丹がたくさん植えられていました。

時期ではない時でも、室内庭園内に牡丹が植えられており、一年中楽しめるようになっているようです(写真の通り)

また、何種類もの牡丹が並べられ人気投票を行う「牡丹番付」も面白い企画で、友人と推し牡丹を写真に収めました。

そして大根島は高麗人参(雲州人参)の産地ということもあり、雲州人参の歴史が分かるミュージアムや、雲州人参を使った飲み物を提供する喫茶も園内にあります。高麗人参は松江藩の財政難を救うために栽培が始まったこと、一度使用した土壌は数年使用できなくなってしまい栽培が難しいことなど、学べることがたくさんありました。蓬十さんたちはこんなに大変な思いをして栽培を…涙

喫茶で人参を使ったレモネードもいただきました。なんというか、野性味があふれるお味です。

庭園が特別仕様ということもあり激混みでしたが、祝部家推し(?)としては大満足でした!
庭園自体もとても素敵で、他の季節に訪れても楽しそうです。

宍道湖

続きましては宍道湖の夕暮れです。
文庫でいうと155ページ「宍道湖のしんじつかなしい色」を見なきゃということで、友人に要望を出していました。

大根島から戻り、宍道湖の夕暮れ時まで時間がありましたので、松江城へ!

さすが国宝。かっこいいです。

お城には詳しくないのですが、壁面が黒いところ、クールですよね!

お城近くの歴史館では、松江の歴史を学ぶことができます。そこで知ったのですが、松江は茶の湯の聖地でもあるそうで…!(推しが茶道を嗜むため、反応するオタク)
松江藩主の七代目が大名茶人として有名らしいです。大変すばらしい情報を得ました。

松江城を後にし、歩いて宍道湖の夕日スポットへ。
県立美術館横がよいとのことで、宍道湖のほとりに座ってスタンバイです。

ちなみに日没時間や夕日の見え方は、松江観光協会のホームページで確認できますので、事前にチェックしておくとよいです!

こちらが宍道湖の夕暮れどき!

この日は少し曇っていたのですが、それでも綺麗ですよね!
夕日を見に来る人が他にも大勢いらっしゃり、結婚式の前撮りをするご夫婦もいて素敵でした!

こんな爆エモな風景を、好きな男に見に来いっていう檜嗣さんよ、イケメン過ぎでは?
2人でこんな風景を見た日にゃさ…(そこまでだ)

夕日スポット横には、映えなドリンクをテイクアウトできるお店もあります。

夕日のようなグラデーションのドリンクを片手に、日没を待つのも良いです…

日が暮れたあとは、作中に出てきた白潟町を散歩。
白壁の歴史がありそうな建物が点在しており、「この道を塚本さんも歩いていたかも」と思いを巡らせました。

写真は白潟天満宮です。お祭りなどもあるそうなので、塚本さんも来ていたかもしれない…

締め

日がすっかり暮れて、一日の締めといえば…

これです!圧倒的優勝!!

松江の繁華街で晩ご飯。地物を多く使った料理は、本当に何を食べても美味しかったです。

友人が「塚本先生も飲んでたかも」というので、地酒もいただきました♡

こんな幸せなことってある??

島根は美味しいものが集まるんだなと感動し、美食家の塚本さんも美味しいものをたくさん食べてたんだろうな…と思いました。

以上です!お付き合いありがとうございました。

登場人物や作者の方が見ていた景色を、実際に現地で感じる大切さを知りました。
写真では分からなかった、「しんじつかなしい色」を肌で感じられたような気がします。

ドメジャースポットの出雲大社には行けなかったので、いつかまた島根リベンジしたいです。
(ちなみに羽田から出雲空港の直行便は1時間くらいです!そこから松江まで車で30分くらい!)

ちなみに島根を題材とした小説は、塚本邦雄『半島』という単行本の中にも収録されております。
こちらも読了後にご紹介する予定です!こちらも関係性が入り乱れており最高です。

次回は長野まゆみさんが好きな方へオススメスポットを紹介する予定です!

【聖地巡礼】義満と世阿弥

4/30~5/4で旅行をし、歴史や小説の聖地へいくつか行ってきました。
数回に分けて紹介したいと思います!

今回は京都…私の推しカプ、義満と世阿弥の聖地です!

私はお恥ずかしながら、人生初京都でした…!

新熊野神社

義満と世阿弥が出会った場所です。
また、赤江瀑さんの世阿弥を題材とした小説集『遠臣たちの翼』の中の「元清五衰」冒頭にも、この神社の様子が詳細に描かれています。
これは何が何でも行きたかった。笑

京都駅前のホテルに前泊しており、朝一バスで向かいました。
海外の団体の方々がいらっしゃいましたが、すぐ帰ってしまったので、ほぼ一人の状態。
その後も地元の方が数名お参りにいらっしゃるものの、やはり他の寺社仏閣の方が強いのか、観光客は見当たらず…

ですが見てください、この神々しさ…!!

鳥居のすぐ横に大きな樟(クスノキ)があり、近くまで行くことが出来ます。
この日は天気も良く、心が洗われるようでした。
(参拝理由が下心しか無かったので猛省)

……そして、樟の反対側の石碑を見て衝撃を受けました。

お、推しカプの石碑ある~~~~~!!!???

誰が描いたかは不明ですが、世阿弥少年が、義満様に傘を…傘を…(限界オタク)
ちなみに義満・世阿弥は5~6歳差です。いい感じの年の差。サイコー。
世阿弥の後ろはお父さん(観阿弥)でしょうか?
仲睦まじい息子カップルを見つめる優しい目…(クソデカため息)

この石碑の存在は知らなかったので、驚きを隠せませんでした。
皆さんは推しカプの石碑を見たことあります…?

この義満×世阿弥の石碑の他にも石碑は何種類かあるのですが、次の石碑は最初に申し上げました赤江瀑さんの「元清五衰」に登場するものです。石板に刻まれている説明文も、小説の中に引用されています。
私はこちらにも大興奮。

石碑ですでに大興奮だったのですが、重要な本殿はこちら。

屋根の上に八咫烏がいるのがカッコイイ。
お参りをして、最後は楽しみにしていたお守り授与…
神社のホームページで存在を確認していたので、必ず手に入れたいと思っていました。

…社務所のおじさんとのやり取りが楽しかったので、無駄にマンガにしました。笑

おじさんはシテ方や幽玄・夢幻のお話をしてくださいました。
一般人に朝から丁寧に説明してくれて、ありがとうございました…少しビビったけど…笑

…で、お守りがこちらです。
また推しカプがいる!!!笑

左が「えんむすび」
恋愛の縁結びは別の絵柄で、こちらは恋愛に限らず、人間関係や仕事などの様々なご縁のお守りです。
“義満と世阿弥が神の導きで出会ったように、良縁に巡り合いますように”という願いが込められているそうですが、それにしたって可愛すぎないですか?
皆さんは推しカプのお守りを見たことあります…?(2回目)

右は「芸能上達」
おじさんに色を聞かれたお守りです。能をしていなくても受け取れます。笑

すべての任務を完了し、新熊野を後にしました。

次の予定まで少し時間がありましたので、近くの三十三間堂にも行きました!

こちらは朝早くからすごい人!

ちょうど読経が行われていて、壮観でした。

金閣寺

私にとって金閣寺は、推しカプの攻めが造った山荘…
義満と世阿弥を題材とした小説にも、必ずと言っていいほど登場します。

天気が良く、ポストカードみたいな写真が撮れました。
神々しい…こんなすごいものを建てられるなんて、スパダリ攻めの極みでは?(言い方)

世阿弥もこんなの見せられたらもう…惚れ直しちゃう…

金閣寺の向かって左側の風景です。

ここで絶対、義満と世阿弥はイチャイチャしていた…
義満「どうだ、美しいだろう?」
世阿弥「はい…♡」
とかやってた。(幻影)

こちらは義満様のお手洗いの水だそうです。
義満くらいになると、お手洗いまで保存されてしまって…なんか可哀想…笑

最後に

以上、義満と世阿弥の聖地巡礼でした!お付き合いありがとうございました。
推しカプの石碑とお守りというパワーワードを得ました。

興味のある方は、ぜひ二人の関係を題材にした小説を読んでみてください!歴史の公認カップル!!
弊サイトで恐縮ですが、小説やマンガを紹介していますので、参考まで。

タグ:義満×世阿弥

次回は島根県・塚本邦雄さんの聖地巡礼について書きたいと思います。
お付き合いいただけると嬉しいです!

東京旅日記③

間が空いてしまいましたが、東京に行った際の日記最終回です。
今回はメインイベントである朗読劇『孤島の鬼』についてが主です。

声優さんを描かせていただきましたが、似せることができませんでした申し訳ございません…

朗読劇に参加したのが初めてで楽しかったです。
皆様も気になるタイトルがあればぜひ…!!

一緒に朗読劇に行った友人は、「今年初推しだ」と推し初め(?)していました。
諸戸に若干驚いていましたが笑、「最後に話がまとまって、江戸川乱歩ってすごいんだなって思った」と感想を漏らしており、やはり名作なのだと感じました!

余談ですが、畠〇祐さんは数年前に札幌にいらっしゃった際に、私はお渡し会に参加しました…
隣には寺島〇太さん…私はキン〇リエリートなので大興奮…二人とも笑顔が素敵で好きです!

東京旅日記②

前回の続きです。

今回ご紹介した古本屋さん2軒は本当にオススメです!
時間があれば、もっと居たかった…

以下写真です。

点滴堂さん戦利品

探していた長野さんの単行本と、世界観がぴったりなブックカバーを発見。

古書ワルツさん戦利品

二青年図~~見てください、この強いオビ。
今週末読もうと思います。

牛タン 忍さん

「ゆでたん」は噛む必要がないほど柔らかく、とっても美味しかった!
もちろん焼きたんも最高、たんしちゅう丼もいただきました。
牛タンでお腹一杯になる夢が叶えられました。

開店数分後に伺ったのですが、すでに満席!
結構待つのかなと途方に暮れそうになると、女将さん的な方が「寒いから」とブランケットを貸してくれました。優しい。
しかし30分も待たずに入店でき、しかも荷物が多い私を見て、女将さんがテーブル席に座らせてくれました。本当にありがとうございました…!!お礼代わりにいっぱい食べました。笑

提供時間が爆速なのと、1組につき最大滞在時間が1時間なので、回転率が速いです。
牛タンが好きな人はぜひ♡

東京旅日記①

1/27~1/29に、東京へ行ってきました!
自分の記録も兼ねて、数回に分けて体験したことを紹介したいと思います。
画質がガビガビなのと、誤字脱字はご了承いただければ幸いです…

すごく詰め詰めの予定なので、参考になるか分かりませんが…
(ちなみに土曜日は昼飯抜いてます)

次回に続きます…
次回は長野まゆみ作品がたくさんある古本屋さん、朗読劇についてなど…

神保町の古書店については、下記のサイトにまとまっています。
事前にマップを印刷しておくといいかもです!
古書店を360度見れるパノラマ写真も掲載されていますので、疑似古書店巡りも楽しめます。
紹介したけやき書店さんも、パノラマで見れます!ラインナップと量が素敵ですよね…また行きたいな。

BOOKTOWNじんぼう:https://jimbou.info/

以下、写真です!

文学館

神保町(戦利品)

大変状態が良くて有難いです…大切にします。

最近の読書生活

知らなかったんですが、文化の日まで1週間、「読書週間」らしいですね。
なので最近の読書生活と、オススメなどを…

読書して現実逃避しながら寝落ちするのが最近幸せです。
(平日は仕事でクタクタなので、寝落ちしてしまいます…笑)

以下、リンクです。

★ソラリ

ソラリ – 青空文庫から本の世界へ

★ブンゴウサーチ

https://bungo-search.com/

★記録

読んだ本・映画、欲しいものを簡単に登録でき、自分だけのランキングや分類もできます。
自分だけの閉じた記録なので、使いやすいです。(他のアプリはSNS性が強くて…)

記録|読書も映画も

「天体議会」を読んで思い出したこと

夏の北海道はクーラーが要らないほど、涼しい風が窓から吹き込んで過ごしやすいです。
弊社はありがたいことに夏休みでしたので、前半は友人と美味しいものを食べて、後半は家で読書などをして過ごしました。

長野まゆみさんの「天体議会」を読んで、幼い頃に私も鉱物収集していたなぁ、と思い起こし、仕舞っていた石たちや雑貨を取り出して眺めるなどしました。
するとこれまでの記憶が少しずつ蘇ってきて、なつかしい気持ちになりました。

この気持ちを忘れないためにも、拙い文章ですが自宅のコレクションとともに、思い出を書き留めておこうと思います。

幼い頃からキラキラしたものや石が好きで、鉱物や宝石に憧れていました。ですが子供のお小遣いではとうてい手に入らないので、道に落ちているビー玉や、海水浴に行ったさいに見つけたガラスなどをコレクションしていました。

また、通っていた小学校の玄関わきに色とりどりの石を敷き詰めた一角があり、真っ白なものや、緑・赤などの変わった色の石を手に取って見るのが好きでした。

その中で発見したのが、右の写真の結晶です(汚いですが)。
きらめく石を発見した私は、お宝を発掘したような高揚感を味わったのを覚えています。

親に見せるわけでもなく、友達に自慢するわけでもありませんでしたが(親には汚いから捨てなさいと言われるでしょうし、友達には変わった趣味だと笑われる気がして嫌だったんでしょうね)、ささやかですが私にとっては輝かしい思い出です。

中高生になると貰えるお年玉も増えたため、函館や小樽などの観光地に出かけたさい、好みの鉱物を買えるようになりました。
写真はその一部です。

なぜか観光地には石屋さんが必ずありますよね。
旅行で気持ちが高ぶっていると、みんな多少高くても買ってしまうのでしょうか…
もはや私は観光よりも石が欲しくて、「小樽へ行きたい」と親にねだったくらいです。

小樽には原石もたくさん置いてあって、自分でやすりがけをしてツルツルに磨くセットを買ったのですが、忍耐力が無くて今でもゴツゴツしたままです。

社会人になって上京し、欲しいものを買い漁りました。笑

レジンでアクセサリーや鉱物を作るのにハマり、パーツや鉱物を手に入れるために浅草橋へ何度も足を運びました。
パーツ販売大手の貴和製作所さんの本店をはじめ、たくさんのお店があったのですが、石の卸売のお店も並んでいて、比較的安価に手に入ります。
写真のアメジストや水晶の原石も、たしか数百円で購入しました。

手前の八面体カットの石やアンモナイトは、神奈川県相模原市の雑貨屋さんです。この一帯は素敵な雑貨屋さんが集まっているエリアとして有名で、行ったことのない方は、ぜひ一度足を運んでいただきたいです。
(特に海福雑貨さんは住みたいくらい好きです)

ビックサイトで開催されるデザインフェスタでも、素敵な雑貨があれば懐具合を気にせず買いまくっていました。

転勤で北海道に戻ってきたので最近はどこも行けていませんが、落ち着いたらまた行きたいものです。

望遠鏡(のオブジェ)は友人に誕生日プレゼントでもらいました。
私の自宅がこんな仕上がりなのを知っていて…分かってらっしゃる。

その手前の天球儀はお気に入りです。某魔法学校の影響で、どうしても欲しくて…

自宅を錬金術師の部屋か理科室みたいにしたいという長年の願望があるのですが、ちょっと集め方が中途半端なので、もう少し本格的に集めたいものです。それにはまず、それらが映える部屋に越したいのですが。

ですが長野まゆみさんにハマって、これらの横で読んでいると気分が上がるので、自分の収集癖に感謝です。

そして、なつかしい記憶を思い出させてくれる長野作品に出会えてよかったと心から思います。大切な一冊が増えていくのは、心が豊かになりますね。

私を作った〇〇

「#私を作った〇〇5選」というタグが、少し前にTwitterで流行ってましたね。
私も便乗したいと思ったものの、「私を作った」までいくとそれぞれ1つしか無いし、
単に5選するだけでは数が足りないと思いまして、それぞれ1つだけ…

私を作った少女マンガ

幼い頃はりぼんっ子でした。
毎月雑誌を買ってもらってたので、単行本は買わなくてもいいと思っていたのですが(田舎なので本屋が無いということもある)、ジャンヌだけはどうしても欲しくて、初めて買ってもらったマンガです。
ジャンヌの単行本だけ何回も読んで、種村先生の絵に憧れて真似して絵を描いていました。
まさに「私を作った」作品で、一生忘れることはないだろうなと思います。

特に好きなのは、まろんがポストを開けると「グラタン食べたい」というメモが入っていて、稚空が後ろから抱きつくところ…
一生ときめきます。

KYOKO、満月をさがして、紳士同盟も私の青春です…!!
同人誌でまぐまおが見れて大興奮しました。

私を作った児童書

超絶有名コンテンツですが、もう私のあらゆる癖の生みの親です…
特に親世代が大好きで、シリウスがベールの向こうに消えてしまった時は、学校休もうかと思いました。

私が二次創作を知ったのもハリポタでした。
検索サーチに毎日通ったあの日々。今でもいい思い出です。

実家暮らしで同人誌の通販ができず、推しカプの結婚アンソロジーが手に入れられなかったんですが、
大人になって上京した際に、まん〇らけで発見して泣きながら読みました。いい話ですよね(自分で言う)

私を作ったBL

商業BLにハマったのは、完全にセブンデイズからです。
連載中に読んでいたので、続きが気になってモダモダしていました。

「どこも柔らかそうじゃないのに」
「目の前の男を抱きしめたくなった」

というモノローグがあるのですが、個人的にBLの素敵なところを一言で表していて大好きです。

私を作った少年マンガ

大高先生はすももから好きだったのですが、マギでさらに好きになりました。
熱くなるストーリー展開と、大高先生の描くキャラの表情付けが本当にツボです。

推しはシンドリア(特にジャーファルさん)です。
CV櫻〇孝宏なんてずる過ぎる…