真実が二転三転して付いていくのに必死でしたが、とても面白かったです…!
匂い系小説として紹介されるのを見かけるのですが、個人的には中井さんは短編の方がお耽美かな…と思います。
亜利夫が結構美少年好きで、蒼司と藍ちゃんにドキドキしています。その程度のほんのり香るくらいです…
藍ちゃんが気が強くていい子で、本当に可愛い。
口悪くて、すぐ寝てて可愛い。ずっと可愛い。笑
以下、読むときに使った登場人物メモです。
※名前で展開が分かってしまうので注意※
主要人物
光田亜利夫(みつだありお)
商社サラリーマン。ゲイバーに通っている。アリョーシャと呼ばれている。
奈々村久生(ななむらひさお)
シャンソン歌手。
牟礼田俊夫(むれたとしお)
久生のフィアンセ。亜利夫とは父親同士からの付き合い。氷沼家とも関係あり。
氷沼家
*四代目*
蒼司(そうじ)
紫司郎の息子。亜利夫と学校が一緒。
紅司(こうじ)
蒼司の弟。叔父の橙二郎と仲が悪い。
藍司(あいじ)
菫三郎の息子。みんなから「藍ちゃん」と呼ばれている。ゲイバー『アラビク』のボーイで、亜利夫に気に入られる。
緑司(りょくじ)
橙二郎の息子。
*三代目*
紫司郎(しじろう)
長男。洞爺丸事故で死亡。
朱美
長女。原爆で爆死。
橙二郎(とうじろう)
次男。漢方医。
菫三郎(きんざぶろう)
三男。洞爺丸事故で死亡。
*二代目*
光太郎
火事で焼死。
綾女
*一代目*
誠太郎
氷沼家関係者
吟作(ぎんさく)
じいや。紅司の味方をしている。
八田皓吉(はつたこうきち)
番頭代わり。不動産業を営む。
藤木田誠(ふじきだまこと)
お目付け役。新潟に住んでいる。
その他
キミちゃん
ゲイバー『アラビク』のボーイ。
百瀬
藍ちゃんの札幌のお店の番頭。
吉村
橙二郎の軍医時代からの子分。
真名子肇(まなこはじめ)
巡査部長。
鴻巣玄次(こうのすげんじ)
本名川野元晴。
伊豆金造(いずきんぞう)
玄次と同じアパート。仕立て屋。
月原伸子(つきはらのぶこ)
藍ちゃんの同級生で恋人。
ページ数メモ
※講談社文庫新装版
間取りP54
家系図P176
麻雀休みP296