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日々、君(小池定路)

ピュア×ピュアで心が洗われます。
ドラマは静かに進んでいきますが、着実に信頼関係が築かれていって、温かい気持ちになります。

ニッターズハイ!(猫田ゆかり)

男子たちが手芸を通して仲良くなる青春マンガです。
みんないい子で優しい世界ですし、手芸やりたくなります(私も手芸好きなので…)
編み物が超うまい美少年くんが好きです!笑

勿忘草をさがして

珍しくアマゾンのレビューより、私の方が早い!笑

とある理由で部活を辞めなくてはいけなくなった高校生・航大と、ひょんなことから出会った大学生・拓海のやり取りを通して進んでいく、推理小説です。殺人や物騒な展開はなく、植物・花にまつわるちょっとした謎を解き明かしていくストーリーです。
推理小説はあんまり…という方にもオススメの、心温まる連作短編です。私の読んだ創元社の中では圧倒的に平和。笑

航大と拓海の関係性が読むたびごとに深まっていき、成長が感じられて微笑ましかったです。
何と言っても拓海さんが本当にかっこいい。ぶっきらぼうだけど優しくて、人の感情の機微に敏感。ガーデニングと亡くなったおじいちゃんが大好き。もう好きすぎて、拓海さんが登場すると「待ってました!!」と喜んでしまいました。

続編大希望です!!

夏帽子

臨時の理科教師・紺野先生が、いろいろな生徒と巡り合うお話。長野さんで大人が主人公の作品は珍しいです。一話完結が18つ詰まっている形式なので、毎日少しずつ読むのもオススメ。
紺野先生が生徒想いのいい人で、こんな先生がいたらよかったなと思いました。特にサナトリウムに赴任した時のお話が好きです。子狐からもらった碧い電球を使うのもまた…

紺野先生は麦茶に砂糖を入れて甘くしますが(「夏至祭」の黒蜜糖も)、ムックP99によると長野さんがそうされていた、というかお母さまが入れてくれたらしいです。

11話でポプラの綿毛が耳に入る、という話も「耳猫風信社」のうさぎ草のようだなと。