カテゴリー: <span>宮沢賢治</span>

水仙月の四日

青空文庫で読みました。
雪の子が少年が助かるのを信じて泣くところが好きです。

ネット記事で宮沢賢治がキリスト教を意識しているという解釈を読み、なるほどと思いました。

銀河鉄道の夜

お恥ずかしながら今まで読んだことがなく…
青空文庫で初めて読みました。

想像以上に宗教色が強いように感じました。
そして何だか悲しい…

リテラリーゴシック・イン・ジャパン

※読書中

一大ムーブメント塚本邦雄を検索していて出会った一冊。
正直、塚本邦雄を読みたいと思って購入しましたが、他の面々も一度は読んでみたかった作家さんばかりなので、一冊になっているとは何ともありがたい…!!

好き→月澹荘綺譚(三島由紀夫)、僧帽筋(塚本邦雄)、薔薇の縛め(中井英夫)、就眠儀式Einschlaf‐Zauber(須永朝彦)、花曝れ首(赤江瀑)、春の滅び(皆川博子)

・夜(北原白秋)
・絵本の春(泉鏡花)
・毒もみのすきな署長さん(宮沢賢治)
・残虐への郷愁(江戸川乱歩)
 大蘇(月岡)芳年の無残絵について。タブー視されている残虐の恐怖の中にこそ美がある。
・かいやぐら物語(横溝正史)
 主人公の男性が海辺を歩いていると、美しい女性と出会う。その女性から、悲しい青年の話を聞く。
・失楽園殺人事件(小栗虫太郎)
 屍蠟の研究がなされていた病院で、二人の男が殺された。犯人を追う中で、失楽園の様々な秘密が浮かび上がる。
・月澹荘綺譚(三島由紀夫)
 下田を訪れた主人公は、その土地の老人から月澹荘の二代目主人について話を聞く。月澹荘は何十年前に焼けていて、二代目主人と老人は幼い頃からの友人であったが、主人は変わったところがあり…
・醜魔たち(倉橋由美子)
・僧帽筋(塚本邦雄)
 またすごい塚本作品に出会ってしまった…。「聖父哀傷図」の森介さんを彷彿とさせる、男らしい義父(母親の三度目の夫)。そんな義父をひそかに好いている主人公青年。しかも美人でホルン吹き。義父は難聴でホルンの音が聴こえず、残念だと囁く。なんなんですか、この性癖をくすぐってくる設定は?!本当に好みのお耽美ド真ん中。ありがとうございます。
・第九の欠落を含む十の詩篇(高橋睦郎)
・僧侶(吉岡実)
・薔薇の縛め(中井英夫)
薔薇を男女の体に巻き付けて痛めつけるのが趣味の領主。その領主に気に入られるよう、美青年を調教する主人公。痛めつけているうちに、妙な気が起こりはじめ…
・幼児殺戮者(澁澤龍彦)
子供ばかりを連れ去り殺した、ジル・ド・レエについて
・就眠儀式Einschlaf‐Zauber(須永朝彦)
 金髪碧眼美少年吸血鬼に眠らさせる~~美しい~~
・兎(金井美恵子)
 兎を殺して食べるのが好きな父と娘。お耽美ですが、兎を殺すシーンがグロテスクでした…
・葛原妙子三十三首
・高柳重信十一句
・大広間(吉田知子)
・紫色の丘(竹内健)
・花曝れ首(赤江瀑)
 幽霊となって表れた色子・秋童と春之助。二人の死因は…
・藤原月彦三十三句
・傳説(山尾悠子)
・眉雨(古井由吉)
・春の滅び(皆川博子)
 行方不明の叔母の後を追ってとある家を訪ねると、変わったひな人形があった。年上の姫と、美少年の王子と、七人の男の楽人。それが叔母の秘密を表していた。
・人攫いの午後 ヴィスコンティの男たち(久世光彦)
・暗黒系Goth(乙一)
・セカイ、蛮族、ぼく。(伊藤計劃)
・ジャングリン・パパの愛撫の手(桜庭一樹)
・逃げよう(京極夏彦)
・老婆J(小川洋子)
・ステーシー異聞 再殺部隊隊長の回想(大槻ケンヂ)
・老年(倉阪鬼一郎)
・ミンク(金原ひとみ)
・デーモン日暮(木下古栗)
・今日の心霊(藤野可織)
・人魚